ダイエットの方法や理由はいくつかありますが、恥ずかしさがきっかけになってダイエットできることもあります。
ある出来事がきっかけになってダイエットを開始した男性
イギリス人のサッカーファン、リー・クーラハンさん(33)は普段から太り過ぎを気にしていましたが、ある決定的な出来事がきっかけで本気でダイエットに取り組むようになりました。それは次のようなものでした。
サッカースタジアムに入ろうとしたところ、入り口の回転式ドアの幅が狭すぎ、挟まってしまった。「悪夢が現実のものになってしまった。入り口を通り抜けられなかったんだ」。
冗談のような話だが、本人にとって事態は深刻だ。後ろには、早くスタジアムの中に入り、選手たちのウオームアップを見たいとウズウズしている約400人のファンが列をなしていた。彼らの冷たい視線が丸々とした背中に突き刺さった。
- 出典:超巨体212キロ男「恥かきダイエット」で激やせ!
外国のサッカースタジアムは警備が厳しく入り口は1人がやっと通れる大きさのところが多いようです。212キロというと大相撲の力士レベルの巨体なので、通れないケースもあるでしょう。
クーラハンさんは警備員の助けを借りて、この時はなんとか入場できたとのことですが、周囲のからは失笑に近い笑い声が上がりかなり恥ずかしい思いをしたそうです。そして、その日は応援するチームも試合に負けてしまい、絶望の淵に立たされました。この時クーラハンさんは2度とあんな辱めは二度と受けたくないとダイエットを決心しました。
冷凍食品が中心だった食事を見直し、1週間に4日はジムで1時間以上のトレーニングをしました。すると体重はみるみる減って、約半分の109kgまで落ちたそうです。これくらいの体重ならスタジアムにもラクラク入れそうですね。
「恥ずかしい」はダイエットの大きな原動力
クーラハンさんのような「恥ずかしい」という心理は大きな原動力になります。他にも「椅子が壊れた」「ズボンが破れた」「自転車がパンクした」「遊園地の乗り物に乗れなかった」「恋人に振られた」などがあるでしょう。本気で取り組むきっかけになるかどうかがポイントだと思います。
大きな原動力にもなりますが、ある程度のところで歯止めをかけないと、痩せ過ぎでしまう可能性があります。もう十分に痩せているのに、まだ太っていると思い込んで食事制限を続けて拒食症になってしまうケースもあるので注意が必要です。あらかじめ現実的な目標体重を決めておくといいでしょう。
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