ダイエット中は厳禁!食後「すぐ」のおやつは太りやすい!

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食後のデザート。

ちょっと足りない分を補ったり、お口直しにと、とってもおいしいですよね。でも、ちょっと待って下さい。実は食後すぐのデザートはとっても危険なんです。

血糖値が上昇

ご飯を食べると、すぐに消化・吸収が始まり血糖値が上昇します。ある程度血糖値が上昇すると、インスリンが分泌されて、糖分を脂肪などの形に変えて蓄積しようとします。食べ過ぎやカロリーの高いものを食べると、この流れが加速して内臓や皮膚の下に脂肪が蓄積されて、いわゆる太ってしまうという状態になります。

食べ過ぎや栄養バランスの崩れ、運動不足が続くと、インスリン分泌するひ臓が疲れきってしまい、十分にインスリンを分泌できなくなり、血糖値が高い状態が続いてしまうようになります。ついには、尿にまで糖分があふれてきます。この状態が糖尿病です。

さて、ご飯を食べて、血糖値が高い状態でおやつを食べると、血糖値がさらに上昇し、インスリンが分泌されます。これによって、より多くの脂肪が蓄積されて、体重が増えてしまいます。

血糖値の急な上昇を抑えるためにも、食後すぐのおやつは控えた方がいいでしょう。

どうしてもという時は…

しかし、辛いものを食べたあとは、どうしても少し甘いもので口直しがしたくなりますよね。そんな時はなるべく低カロリー(200キロカロリー以下)で食物繊維が豊富なものがおすすめです。

例えば、りんごや柑橘系の果物、ヨーグルトなどです。洋菓子系は糖分や脂質を多く含むのでできれば、避けた方がいいでしょう。かんてんやゼリーなども水溶性食物繊維が含まれているのでおすすめです。水溶性食物繊維は糖分の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。かといって食べ過ぎは禁物です。

以前にダイエット中の間食のコツという記事を書きましたが、おやつを食べる時間帯で最も太りにくいのは午後3時という実験結果が出ています。もちろん食べ過ぎは禁物ですが、おやつを楽しみたい時はなるべく食後すぐは避けて、毎日午後3時頃食べるのが太りにくいかもしれません。